部下からの逆パワハラ?『この仕事って意味あるんですか?』の対処法は?
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働き方改革が推進される一方で、ここ最近取り上げられている逆パワハラ。つまり、部下から上司に対するパワハラのことですね。少し前までは考えられませんでしたが、『ハラスメント』という言葉が世の中に浸透し、声を上げやすくなったため、上司は部下に対してある種、弱い立場に置かれるような状況も増えてきています。

 

特に最近は、部下が指示された仕事に対して『この仕事は何の意味があるんですか?』と質問してくることに、イライラしている上司や先輩社員も多いようです。『そんなことはいいから指示したことをやれ!』と言ようものなら、即パワハラだと言われかねません。アラフォー世代以上の人間からすれば、縦社会で生きてきた背景があるため、上司に『この仕事は何の意味があるんですか?』と聞くことすら恐ろしくてできなかったことでしょう。

 

このような質問をしてくる部下に対しては、どのように接すればいいのでしょうか?また、逆パワハラにはどのような事例があるのでしょうか?今回は逆パワハラについて見ていきたいと思います。

 

こんな人に読んでほしい!

この記事では次のような悩みを持つ人に読んでほしい記事です。

◆逆パワハラについて知りたい上司。

◆『この仕事は何の意味があるんですか?』が逆パワハラに当たるのか知りたい人。

◆逆パワハラにはどんなものがあるのかを知りたい人。

まずは『パワハラの定義』を確認しよう!

 

パワハラの定義は2012年に厚生労働省が以下のように定めています。

パワハラ(パワーハラスメント)の定義

職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう。

 

当然のことながら、パワハラは上司から部下・先輩から部下に対してのみ該当するわけではありません。パワハラの意味についてはこちらの記事で詳しく書いていますので、知りたい人は読んでみてください。

 

この記事で知ってほしいポイント!

逆パワハラは日常的に起こり得る。

『この仕事は何の意味があるんですか?』はケースによっては逆パワハラになる。

『この仕事は何の意味があるんですか?』と聞かれた時の対処法。

逆パワハラを受けた時の対処法。

 

逆パワハラの事例はどんなものがある?

 

パワハラの定義がわかったところで、逆パワハラの事例について見ていきたいと思います。ドラマ『ハラスメントゲーム』を見たことがある人はわかると思いますが、部下が上司を無視するといったことも実際に起こっている逆パワハラです。パワハラと同じく、逆パワハラも日常的に起こっているケースもあるので、あなたの現状と照らし合わせながら確認してみてください。

 

IT企業に多い?部下が上司を馬鹿にするケース

 

現代の若手は、年配の上司よりもITスキルやPCスキルが優れています。ITやPCの能力的に言えば、上司と部下の立場が逆転してしまうという状況になるのですね。年功序列の制度ではなく、実力主義に移行しつつある現代社会では特に起こりやすい逆転現象です。ひどい事例では、部下が上司に対してダメ出しをするようなメールを幾度も送ったり、書類のやり直しを指示したりすることもあるようです。

 

昔から、部下は上司のやり方に納得がいかないといったことはありました。直接は言えなくとも、同僚と『もっと〇〇すべきだ!』と言いながら、仕事終わりに居酒屋で飲みながら愚痴をこぼした人も多いのではないでしょうか?ただそれでも、『職場内での立場』を重んじる風潮が強くありました。納得がいかなくても上司は上司。『上司の指示にまずは従う』という考え方を持っていたと思います。現代はあまりそのような考え方をする人は少なくなってきているのかもしれません。

 

親睦を深める飲み会に誘うとパワハラと言われる

 

上司としても部下との関係を円滑なものにしたいと思っている人もたくさんいます。その手段として、親睦を深めるための飲み会を企画・提案したところ『それってパワハラですよね?』という若手社員もいるそうです。【上司から誘われる飲み会=パワハラ】という、ずいぶん偏ったものの見方ですね。この背景には、SNSに慣れ親しんで育ってきたため、対面でのコミュニケーションを苦手としている若者の特徴が表れているように感じます。

 

たいていの場合は、腹を割って話せば解決できるような問題なのでしょうが、その方法(飲み会など)が取れないという、なんとも悩ましい問題です。仕事とプライベートをしっかりと分けたいと考える部下に対して、飲み会も仕事の延長とという考えで生きてきた上司とでは、コミュニケーションの取り方にズレがあるのでしょう。正直、どちらの考えも間違っていないので余計に悩ましい問題ですね。

 

複数の部下が上司を無視

 

集団で上司を無視するという逆パワハラの事例もあるようです。特に、異動などで新しく赴任してきた上司に対して、このような逆パワハラの行為が行われるようですね。新しく赴任してくれば、当然コミュニケーションを図ろうとしますが、それすらも無視。仕事の話だけでなく、雑談を交えてコミュニケーションをとろうとしても、『今度の新しい上司は雑談ばかりで迷惑しています』と上に報告するなど、八方ふさがりの状態。改善しようにも、上司1人ではなかなか改善できない場合が多いようです。

 

逆パワハラはなぜ起こるのか?

 

昔では考えられなかった逆パワハラはなぜ起こってしまうのでしょうか?1つの理由は、パワハラが大きく取り上げられたからでしょう。パワハラ被害にあった部下が、声を上げてパワハラが表に出るようになりました。その結果、上司は部下に気を遣ったり、叱ることができなくなってしまったのです。それと相反するように、部下はこれまで声に出して言えなかったことが言えるような環境になってきました。その結果、昔とは違う逆転現象が起こっています。

 

また、年功序列の制度から実力主義へと変わってきていることも関係しているでしょう。ITに弱い上司とITに強い部下という形が、さらに逆パワハラを助長しているように感じます。このような時代の変化に追いつけないようになると、これから先も逆パワハラは増えてくると思います。

 

『この仕事は何の意味があるんですか?』はパワハラになるの?

 

部下に仕事を指示した時に、『この仕事は何の意味があるんですか?』と聞いてくる部下がいます。上司の立場からすれば、とにかく指示した仕事をしてほしいと思ってしまうでしょうが、そのような考えでは部下は納得してくれません。毎回仕事を指示するたびに説明はしてられないと思うでしょうが・・・。この『この仕事は何の意味があるんですか?』ですが、逆パワハラに当たるのでしょうか?

 

『この仕事何の意味があるんですか?』と聞く理由

 

上司が指示した仕事に対して、『この仕事は何の意味があるんですか?』と聞いてくる部下は、単純にその理由が知りたいと思っているケースがほとんどです。むしろ、しっかり理解をした上で仕事をしたいと思っているのです。確かに昔では考えられない質問かもしれません。しかし、仕事に前向きに取り組む姿勢があるのは、しっかり評価をしてあげたいですね。

 

昔は『仕事は先輩や上司の背中を見て覚える』という考え方が強かったですよね?私はこれは正解だと思っています。別の言い方をすれば『技術を盗む』という表現になりますが、マニュアル上にはない、その人(先輩や上司)の性格や個性によるオリジナルな技術というものは確かにあります。それを見てその技術を『すごいッ!』と気付いたとき、同じように真似をして習得しようとします。それによって、さらに自分流にアレンジを加えていき自分の技術に昇華していくことで、自分を成長させていくことができます。

 

一方で、その考え方は古いという考え方もあります。つまり効率的ではないという考え方です。私はこの考え方にも賛成ですし、実際に不効率だと言ってきた人間です。若手社員の多くもこのような考えを持っています。子供の時からスマホやPCに触れて育ってきているので、そもそもの考え方として、いかに効率的にするか?という感覚が備わっているのでしょう。『理解してする仕事』『理解せずにする仕事』を比べたときに、『理解してする仕事』の方が圧倒的に覚えますし、仕事全体の流れも意識しやすくなります。おそらくそのような考えから『この仕事は何の意味があるんですか?』と質問してきているのでしょう。

 

『昔のやり方』とか『今のやり方』などといった言われ方をしますが、仕事をしていく上ではどちらも必要です。感覚的なことでしか得られない技術もあれば、効率化が求められる現代社会では効率的に仕事を覚えなければついていけません。どちらも必要だと私は思います。ですので、『この仕事は何の意味があるんですか?』と聞いてくる部下には、しっかりと答えてあげる必要があるのです。

 

『この仕事何の意味があるんですか?』の質問が逆パワハラに当たる時もある

 

基本的に先ほど説明したように、単純に指示した仕事の意味を知りたいという部下もいれば、上司を馬鹿にしたように『この仕事は何の意味があるんですか?』と質問してくる部下もいるでしょう。逆パワハラの事例にもあったように、特に自分の知識が上司よりも上だと感じている部下に多く見られる逆パワハラです。実力主義社会とはいえ、目上の人間に対する最低限の礼儀は社会人として・大人としてわきまえるべきでしょうが、このような感覚が薄い人もいます。(上司・部下かかわらず)

 

組織の中でいえば、自分より上に当たる上司は、一部の能力で部下に劣ろうとも、そもそもそこで優劣は決められません。上司の仕事や求められる能力はプレーヤーとしての能力ではなく、マネジメントの能力だからです。それにも気付かずに無礼な態度をとる部下も確かにいます。このタイプが言う『この仕事は何の意味があるんですか?』というのは、完全に人を馬鹿にした言い方なのでそれは逆パワハラにあたるでしょう。

 

逆パワハラを受けたときの対処法

 

逆パワハラを受けた時は、どのように対処すればいいのでしょうか?基本的には上司や相談部署(コンプライアンス室など)に相談することになると思いますが、過去の事例などを見てみると『上司に言えない』という人も少なくないようです。どういうことかというと、上司に逆パワハラの事実を相談することで、自分の評価が下がることが考えられるからということのようです。

 

しかし、相談をせずに解決出来ればいいですが、解決できない場合は必ず相談することです。例え評価を下げられたとしても、逆パワハラが原因でうつ病になったり、退職したりするよりはいいでしょう。相手が部下であろうともパワハラはパワハラです。昔と違い、パワハラは犯罪になるケースもありますので必ず相談するようにしましょう。

 

逆パワハラは今後も増える!隠さずに対処していくことが大切!

この記事のポイントはこちらでした。

逆パワハラは日常的に起こり得る。
『この仕事何の意味があるんですか?』はケースによっては逆パワハラになる。
『この仕事何の意味があるんですか?』と聞かれた時の対処法。
逆パワハラを受けた時の対処法。

 

逆パワハラを受けた上司側が、自分の評価に影響することを考えるため、あまり表に出てきません。しかし、現代社会において実際には日常的に起こっている可能性は高いです。逆パワハラを受けた時は、勇気をもって相談しましょう。また、『この仕事は何の意味があるんですか?』と聞いてくる部下が増えてくると予想されますが、それはほとんどの場合仕事を効率的に覚えたいという気持ちの表れです。

『昔はそんな質問しなかった』と片付けるのではなく、しっかり部下の気持ちを理解する努力は必要ですし、部署やグループをしっかりマネジメントする上でも必要なことです。移り変わる時代に合わせて、考え方も柔軟に対応させていきましょう。

 

 

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