
パワハラの被害にあった場合、どのような対策方法があるでしょうか?1人で抱え込んでしまうと、解決の糸口が見つけられず、退職や転職の道を探すと思います。しかし、これまで会社で頑張ってきたあなたが、会社を辞めると判断するのはもったいないです。やれることをやってから考えるべきなのです。
今回は、パワハラの対策方法についてみていきましょう!
こんな人に読んでほしい!
この記事では次のような悩みを持つ人に読んでほしい記事です。
◆パワハラの被害にあってしまい悩んでいる人。
◆パワハラにあったときの対策方法を知りたい人。
パワハラの被害にあった時の対策は『絶対に1人で抱え込まない』こと!
パワハラの被害にあってしまった場合、どうしていいかわかりませんよね?不安な気持ちにもなりますし、場合によっては恐怖を感じることもあるでしょう。いろいろと対策方法はあるのですが、とにかく1人で抱え込まないようにしてください。
同僚でもいいですし、友人や家族でもいいので、必ず人に相談してみましょう。『まず人に話す』ことが大切です。それだけでも、気持ちは少し軽くなりますし、落ち着いてきますから!1人だけで抱え込んでしまうと、精神衛生上もよくありませんし、最悪の場合うつ病になる可能性もあります。また、会社を辞めるという選択肢しか考えられなくなる可能性もあります。
ですから、とにかく1人で抱え込まないようにしてください。必ず誰かに相談しましょう。相談してすぐに解決しなくても大丈夫です。まずは気持ちを落ち着けかせることが最優先です。気持ちが落ち着いたら、これから解説していく解決方法を読んでくださいね!できれば相談した人と一緒に読んでみてください。そうすることで、いろいろと解決方法を相談しながら解決の糸口が見えてくるはずですから!
この記事で知ってほしいポイント!
fa-check-square-oパワハラの被害にあった場合は、必ず誰かに相談することが大切。
fa-check-square-oパワハラの被害にあったら、『絶対に1人では抱え込まない』こと。
fa-check-square-oパワハラの相談をするところは会社にあるし会社外にもある。
fa-check-square-o退職や転職は最終手段。焦って辞める必要はない。
パワハラの被害にあった時の対策方法
パワハラの被害にあった場合の対策方法をこれからご紹介していきます。一般的にパワハラは上司から部下・先輩社員から後輩社員と思われていますが、逆パワハラと言われるパターンもあります。つまり、部下から上司・後輩社員から先輩社員というパターンです。
それぞれで対策の方法は同じものもありますが、立場が違えば同じ対策方法を取りにくい場合もあります。ご自分の状況と照らし合わせて、自分に合ったパワハラ対策を選択していきましょう。くれぐれも、1人で抱え込んでしまわないようにしてください。
パワハラ被害にあったときの対策方法①:まずは誰かに相談すること
何度もお伝えしていますが、まずは誰かに相談してください。上司の上司でもいいですし、同僚でもいいですし、友人・知人でもいいですし、家族でもいいです。パワハラの被害にあってしまった場合、1人で抱え込んでしまうことがあると思いますが、1人で抱え込んでしまうと冷静な判断が難しくなります。会社を辞める必要もなかったのに辞めてしまう可能性もあるのです。
もしかしたら、悩みすぎてうつ病になるかもしれません。体や精神を病んでしまうと、ひょっとしたら数年引きずってしまう可能性もあります。ひどい時は、会社勤めが難しくなるケースもあり得るのです。誰かに話すことで、少しでも気持ちが楽になります。まずは気持ちを少しでも落ち着けましょう。
パワハラ被害にあったときの対策方法②:パワハラ被害にあった事実を記録する
パワハラを受けていると思ったら、その事実を証明できるものがあると、あとあと相談する時も話が伝えやすいです。メモでも日記でもいいので、パワハラ被害にあった事実を書き留めておきましょう。また、ボイスレコーダーで録音してもいいです。近年では、政治家によるパワハラが取り上げられたりしましたね。TVでもその時の音声データーが放送されたりしました。
もし手元にボイスレコーダーがある場合は必ず持ち歩きましょう。相談する際にもボイスレコーダーがあると、あとから内容を確認できるので便利です。しかし、なかなかボイスレコーダーを持っている人も少ないと思いますので、メモや日記を残すのがもっとも早くて簡単な手段かと思います。メモを取る際は次の5点について記録を残して置くといいです。
②パワハラを受けた(と感じた)場所
③相手の名前
④パワハラの内容(言われたこと・されたことなど)
⑤周りで見ていた人・聞いていた人
【いつ・どこで・誰に・何をされた・周りにいた人】という感じでメモをとるといいですね。
パワハラ被害にあったときの対策方法③:上司からパワハラを受けた場合は1人で戦わない
一般的に多いのが上司からのパワハラ被害ですね。明確な立場の違い・力関係がありますので、上司によるパワハラが1番多いケースでしょう。上司からパワハラを受けた場合は、絶対に1人で戦おうとしないでください。パワハラ気質の上司の場合、あなたの他にもパワハラの被害にあっている人もいる可能性があります。同じ悩みを共有できるので、心強い仲間になるでしょう。相談をする上でも1人だと心細いですが、仲間がいると安心できます。
相談をする場合は、上司の上司などがいいでしょう。この時、先ほどのメモや音声データーがあると、状況が伝わりやすいです。また、上司の上司に相談がしにくい場合や、相談しても解決しない場合は、後で紹介する社内・社外の相談室などを利用しましょう。その時もメモがあると伝えやすいので、忘れずにメモを持ち歩いておきましょう。
パワハラ被害にあったときの対策方法④:部下からパワハラを受けた時は隠さない
意外と少ないように思われている、いわゆる逆パワハラのパターンも近年増えてきています。この逆パワハラは表に出てこないケースが多いのですが、その背景には上司にその事実を相談できないという思いがあるようです。上司に相談した結果、自分の評価が落ちてしまう(上司として管理できていないなどの理由)ため、言いたくても言えないという状況にあるようです。
しかし、逆パワハラが原因で転職をしたり、心身に支障をきたすと元も子もありません。気持ちはわかりますが、隠さずに相談するようにしましょう。この場合、まずは同僚に話を聞いてもらうといいかもしれません。もしくは同じ立場の人などですね。相談できない・相談しにくい場合は、やはり上司に相談するべきでしょう。
評価を下げられるかもしれないという思いもあると思いますが、最悪のケースを考えると相談した方がいいです。もしくは、社内の相談室や外部の相談窓口を利用するという方法もあります。いずれにしても隠さない方がいいので、相談しやすいところにまずは話を聞いてもらいましょう。
パワハラ被害にあったときの対策方法⑤:職場のコンプライアンス室や相談室を利用する
企業によっては、コンプライアンス室や相談室のような部署が設置されているところもあるでしょう。そのような部署があるのであれば、相談をしてみてください。相談をしたことで、気まずい状況になってしまいそうで相談しにくいと考えてしまうと思いますが、現状を変えることが優先です。相談した結果、気まずくなったり、問題解決につながらなかったとしても、外部の相談窓口がありますので、思い切って相談してみてください。
パワハラ被害にあったときの対策方法⑥:厚労省のサイトや総合労働相談センターを利用する
社内の相談室などに相談しても問題解決にならなかったり、そもそもそのような部署がない場合は、厚生労働省のサイトや総合労働相談センターを利用してみましょう。相談にも乗ってもらえますし、適切なアドバイスをしてくれるでしょう。このような相談窓口があるのを知らないで退職・転職をする人も多いので、知っておくだけでも便利です。ぜひ利用していきましょう!
パワハラ被害にあったときの対策方法⑦:転職を視野に入れる
いろんな手を尽くしてみても解決が難しい場合は、転職を視野に入れていきます。私は転職サイトをおすすめしますがその理由は、今の転職サイトは担当者がついてくれて、要望・希望を出来る限り聞いてくれるからです。『今の職場でパワハラ被害にあっていて・・・』と相談すれば、その悩みに応じて安心できる企業を紹介してくれます。
種類も多いので、いろいろなサイトを見たり相談することで、理想に近い職場を探すことができるかもしれません。パワハラの被害にあっていて辛いかもしれませんが、すぐに辞めようとするのではなく、転職の準備をしっかり進めてから退職しましょう。
パワハラ被害にあったら1人で抱え込まない!
この記事のポイントはこちらでした。
fa-check-square-oパワハラの被害にあった場合は、必ず誰かに相談することが大切。
fa-check-square-oパワハラの被害にあったら、『絶対に1人では抱え込まない』こと。
fa-check-square-oパワハラの相談をするところは会社にあるし会社外にもある。
fa-check-square-o退職や転職は最終手段。焦って辞める必要はない。
パワハラの被害にあうと、どうしても1人で抱え込みがちになってしまいます。そうなってしまうと、冷静な判断ができなくなってしまったり、精神的にもとても辛い思いを1人で背負うことになります。まずは誰でもいいので『人に話す』ようにしてください。話すだけで少し気持ちが落ち着くはずです。そしてできる限り仲間を集めたり、相談できる部署や窓口を利用しましょう。
また、その時にあった方がいいのが『パワハラを受けた事実を証明できるもの』です。ボイスレコーダーで音声データーを取ってもいいですし、メモや日記などでも大丈夫です。【いつ・どこで・誰に・何をされた・周りにいた人】の5つのポイントを押さえてメモを残すようにしましょう。パワハラを受けたら、決して1人では抱え込まず、仲間とともに解決していくようにしてくださいね!
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