
男性にとって髭剃りは欠かせないものですが、髭剃りが原因で肌荒れしている人もいると思います。
特に乾燥する季節になると、肌がカサカサになったり、ひどい人では白い粉がふいたり、ニキビができやすくなったりする人もいるでしょう。
髭剃りの仕方は誰かに教えてもらうものではないですし、周りの大人の見よう見まねでやってきた人ばかりだと思いますので、間違った方法のままでこれまで髭を剃ってきているかもしれません。
この記事では、肌荒れしにくい髭剃りの仕方とケアの方法について解説します。
この記事を読むと次のことがわかります!
◆髭剃りで肌荒れする原因と対策。
◆T字カミソリと電気シェーバーの違い。
◆T字カミソリと電気シェーバーの正しい髭剃りの方法。
◆コスパを比較!【T字カミソリvs電気シェーバーvs髭脱毛】
髭剃り後に肌荒れする原因
ではまず、髭剃り後に肌が荒れてしまう原因について見ていきます。
『あ・・・結構やっちゃってるな・・・』と思う部分もあると思いますので、該当する項目が多いほど肌が荒れてしまう可能性が高くなっていくので、自分に照らし合わせながら読んでみて下さい。
カミソリの刃をあまり交換しない
T字カミソリの刃ってどれくらい使っていますか?
何週間か使い続けている場合は、切れ味の落ちたカミソリで髭を剃っていることになります。
想像付くと思いますが、切れ味の悪くなった刃で髭を剃るということは、肌を削っていることになります。
髭がなかなか剃れないので、何度も同じ所を剃っていませんか?
剃れば剃るほど肌はダメージを受けているので、あまりカミソリの刃を替えない人は肌荒れする大きな原因となりますよ。
シェービングフォームやジェルを使っていない
髭を剃るときに、何も付けずに剃る人はあまりいないでしょうが、専用のシェービングフォームやジェルではなく、石けんやボディーソープで代用している人もよく見かけます。
滑りが良くなるのである程度は剃れると思いますが、剃った後にヒリヒリすることが多いはず。
髭剃りには、必ず髭剃り用のシェービングフォームやジェルを使うようにしましょう。
髭が固いまま剃っている
朝、仕事も前に髭を剃っていく人だと時間があまりないからといって、髭をやわらかくせずに固いまま剃っている人も少なくないでしょう。
でも、髭が固いままだと上手く剃れないので、結局何度も同じ所を剃って肌を傷めることになります。
T字カミソリで髭を剃るなら、手間でも時間が無くても暖めて髭をやわらかくしてから剃るようにした方がいいです。
その分、電気シェーバーはプレシェーブローションを付けてから剃ればいいのでかなり楽です。
髭剃り後の痛んだ肌をケアしていない
男性はまだまだスキンケアをしない人の方が多いので、髭剃った後はそのままという人もかなり多いでしょう。
髭を剃るということは、カミソリの刃などが肌を削っているようなものなので、結構ダメージを受けているんですね。
ダメージを受けているというのは、肌の表面がめくれているような状態です。
肌の表面がめくれると、肌の水分が蒸発しやすくなり乾燥していくことになります。
肌がカサカサになったり白い粉をふくのは、このような肌の状態になっているということです。
髭剃りの後には必ず化粧水やアフターシェーブローションなどで肌をケアしましょう。
間違った髭剃りの仕方で剃っている
髭剃りには実は正しい剃り方があります。
これはT字カミソリと電気シェーバーで違うのですが、意外と知らない人の方が多いようです。
まぁ、誰からも教えられるようなものではないので、知らないというのも無理はありませんが(私も昔は知らなかったし・・・)、髭剃りは正しい方法で剃った方が肌荒れも最小限に抑えられるのは想像できるともいます。
剃刀負けとニキビを防ぐ方法
剃刀負けやニキビを防ぐ方法を解説していきます。
髭剃り自体が肌に負担をかけているので、できるだけ肌に負担をかけない形で普段の髭剃りをしていくように心掛けるのが基本となります。
私たちが思っている以上に肌は繊細なので、正しい方法で髭剃りやケアをしていきましょう。
T字カミソリは1週間に1回刃を取り換える
毎日髭を剃る人であれば、T字カミソリの刃は1週間に1回のペースで取り替えるようにしましょう。
切れ味が悪いまま使い続けると、何度も同じ箇所を繰り返し剃らないと髭が剃れませんので、その分肌への負担も大きくなっていきます。
ただでさえ刃で肌を削っているような状態なので、カミソリの刃はこまめに取り替えることが大切です。
ちなみに、髭の濃さや髭剃りの回数によって交換頻度も変わってきますので、下記の表を目安にして自分のスタイルに合わせて取り替え頻度を決めてください。
毎日剃る場合 | 1週間に1回交換 |
2日に1回剃る場合 | 2週間に1回交換 |
3日に1回剃る場合 | 3週間に1回交換 |
ちなみに、4枚刃や5枚刃といったように刃の枚数にも種類がありますが、刃の数が多いほど肌へに負担も軽減されます。
シェービングフォームやジェルを必ず使用する
髭剃りには、必ず髭剃り専用のシェービングフォームやジェルを使って髭剃りをします。
専用のシェービングフォームなどは、肌の滑りをよくしてくれるだけでなく、できるだけ肌に負担がかからないように成分が配合されていたりします。
石けんやボディーソープなどを代用する人もいますが、肌に必要な油分まで落としてしまう可能性があるため肌荒れの原因になります。
間違っても石けんやボディーソープなどを代用として使わないようにしましょう。
ちなみに、上の画像は電気シェーバー専用のプレシェーブローションです。
T字カミソリ用と電気シェーバー用とは種類が違いますので、間違えないようにして下さいね。
髭剃り前に髭を温めて柔らかくする
髭剃りは朝剃るのが理想的なのですが、朝髭を剃る場合は一度やわらかくしてから剃った方が髭は剃りやすいです。
無駄に何度も同じ箇所を剃る必要もないので、結果として肌への負担も軽減できますし、カミソリの刃も痛みにくいですし、そり残しなどもなくなります。
髭を暖める方法としては、お湯で温めたタオルで顔を覆ったり、塗らしたタオルで電子レンジで少し暖めるという方法でもいいです。
朝の忙しい時間帯で、なかなかそこまではできないという人は、電気シェーバーの購入を検討してみてください。
電気シェーバーであれば、プレシェーブローションなどを付けてから剃るだけでイケます。
時間短縮にもなるのでおすすめです。
髭剃り後は化粧水でスキンケアを必ずおこなう
髭剃り後は、必ずスキンケアをおこないましょう。
T字カミソリであれ、電気シェーバーであれ、髭を剃ることで肌には負担がかかっています。
しっかりとスキンケアをしないと、肌荒れにつながったり、余計なニキビを増やしてしまうかもしれません。
スキンケアには、髭剃り後専用のアフターシェーブローションがあります。
アフターシェーブローションは、多くの場合抑毛成分が配合されています。
使い続けることで、髭が薄くなるかもしれません。
が!
実際のところ、その効果は実感できませんでした・・・。
何年も使い続ければ分かりませんが、2~3ヶ月では効果を実感できなかったので、私は普通のメンズ化粧水を使っています。
髭剃りに限らず、毎日の洗顔後には必ず化粧水でスキンケアをした方がいいので、個人的には化粧水で十分かなと思っています。
最近はメンズ化粧水も種類が増えてきており、いい商品がたくさんありますが、その中でも私が最近1番使っているのがガレイド化粧水です。
顔だけでなく体全身にも使えますし、肝心の保湿力も私が試した中では1番高かったので使っています。
また、とてもいい匂いがする化粧水なのでおすすめですよ。
正しい髭剃りの方法で剃る
正しい髭剃りの方法は、T字カミソリと電気シェーバーで違います。
- T字カミソリ:順剃りしてから逆剃り
- 電気シェーバー:最初から逆剃り
T字カミソリで最初から逆剃りする人もいると思います。(私も昔はやってしまっていました・・・)
でも、一度髭の流れに沿って順剃りしてから、その上で逆剃りするのが正しい剃り方です。
T字カミソリは、短い髭を剃るのが得意なので、順剃りで一度短くしてから逆剃りする必要があるんですね。
一方、電気シェーバーの場合は最初から逆剃りで剃るのが正しい剃り方です。
電気シェーバーは、寝ている髭をお越しながら剃っていくので、比較的長い髭を剃るのを得意としています。
電気シェーバーで剃る場合は、肌に対して直角に当てることが上手く剃るポイントですよ。
詳しくはこちらでも解説しているので参考にしてみください。
おまけ知識①:T字カミソリよりも電気シェーバーが負担は少ない
T字カミソリと電気シェーバーでは、電気シェーバーの方が肌への負担は少ないです。
T字カミソリは刃がダイレクトに肌に設置していますが、電気シェーバーは外刃と言われる固定された部分が肌に設置します。
固定された外刃で髭をお越しながら、内刃(回転したり往復している刃)で髭を剃っていくので、直接刃が肌に触れることはないんですね。
そのため、電気シェーバーの方が肌への負担は少ないということです。
髭剃り後の肌荒れに悩んでいたり、その肌荒れが原因でニキビができやすくなるのであれば、電気シェーバーをおすすめします。
電気シェーバーの方が安上がり!?
そうなんです。
電気シェーバーはいいヤツになると4~5万ほどと高いので、私も購入するときは躊躇しました。
電気シェーバーも、1年くらいで外刃や内刃を交換しないといけないのですが、その替え刃も高いと聞いていたので・・・
ただ、T字カミソリの替え刃も実は高いですよね?
4~5枚刃の8枚入りの替刃とかですと、¥4,000近くすると思います。
1週間に1回刃を替えると2ヶ月で使い切ってしまうので、年間で約¥24,000くらい使っていることになります。
電気シェーバーの替刃も、私が使っているPanasonicのラムダッシュですと、内刃&外刃で約¥8,000ほどなので、3年も使っていれば十分に元が取れるんですね。
肌への負担も軽減されますし、髭剃りの手間も少なくて済むので、私は電気シェーバーに変えました。
おまけ知識②:髭脱毛が1番コスパがいいかも
髭は一生剃っていくことになりますので、いっそのこと脱毛してしまった方が最終的には安くつくと思います。
とはいえ、料金は高くなりますし、あとから髭を生やしたくなったりすることなども考慮しないといけませんね。
1つの選択肢としては十分にアリだと思います。
髭脱毛に関しては、また別の記事でまとめたいと思います。(たぶん・・・)
髭剃りは正しい方法とスキンケアが大切!
今回のポイントはこちらでした。
今回のポイント!
◆髭剃り後に肌荒れやニキビができる原因は、間違った方法で髭を剃っていたり肌ケアをしていないから。
◆T字カミソリは順剃りしてから逆剃りするのが正しい剃り方。
◆電気シェーバーは最初から逆剃りするのが正しい剃り方。
◆髭剃り前は髭を暖めて柔らかくし、専用のシェービング剤を使って髭を剃る。(石けん等はNG)
◆髭剃り後は、専用のアフターシェービングジェルや、通常の化粧水を使って必ず肌ケアすることが大切。
◆T字カミソリより電気シェーバーの方が肌への負担が少ない。
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